9月29日(日)「嚥下フェス」は満席となりました

未分類

 高齢者や障がい者で食べることに支援が必要な方(嚥下障がいのある方)の多くが願う、

「みんなで食べたい」

 それはどうすれば叶えられるだろうか。そうだ、知ってみよう、話を聞いてみよう、嚥下食を食べてみよう!実体験こそが理解と共感をよび、誰もが自分の好きな街で食べたいものを食べられるようになるかもしれません

 嚥下障がいのある本人とその家族、医療介護者、市民らが集い、嚥下障害について知りともに学びながら、嚥下障害のある人への理解と共感を深める交流会を開催します。

 食をテーマにした饗宴コンサートや、嚥下食の試食・販売など、さまざまな立場の人々が集い、垣根を超えてつながる「えんげ」の世界をフェスで楽しく盛り上げます。

1部 リレートーク テーマ「つながり」

“嚥下障がいがあると外食外出が難しい ”

 そんな悩みに応えるユニバーサルカフェ「つむぎ菓子店」「かさい食堂」の存在は、嚥下障がい当事者への生活の質を高めることにつながっています。ユニバーサルカフェや食堂の存在が当事者の生活にもたらす喜びとはどんなことだろうか、本音を語っていただきます。
●つむぎ菓子店 店主 岩崎朝美さん(兵庫県西脇市)
●かさい食堂/SeatTable  車いす言語聴覚士 笠井幸子さん(京都府京丹後市)
●中咽頭がん嚥下障がい・胃ろう当事者  山口通子さん(奈良県三郷町)

第2部 饗宴コンサート

“食 ”がテーマのコンサート

 「つむぎ菓子店」を活動拠点に、兵庫県内で開催されるイベントでひっぱりだこの「チームつむぎ」によるユニバーサルコンサート

 音楽も食も、言葉を介さずとも心の距離を近づけてくれます。話しにくい人も、見えにくい人も、聞こえにくい人も、食べにくい人も、誰もが楽しめる工夫をしたコンサートです。バイオリン、ビオラ、ピアノ、クラリネットなどの楽器と「思い出ごはん」の朗読を掛け合わせ、会場一帯を音楽と食でつないでいきます。

第3部 トークセッション

“重度の嚥下障害 ”のある彼らも、食べています

 重い嚥下障がいがあるため、食べられるものの形状は限りがありますが、「みんなで食べたい」気持ちは私たちと変わりません。食べたいもの、記憶に残っている味は彼らの人生経験を豊かにしています。

 “筆談” や“指談” という彼らの言葉で語る「食べる」ことについてのトークは、「食べる」が彼らにどんな力と勇気を与えているのか、教えてくれます。「食べることを支えている人にこそ、ぜひ聞いてほしい内容です。

嚥下食展示・物販

 嚥下障がいがあっても食べられるフードを提供します。歯科医師・管理栄養士・言語聴覚士らが、とろみをつけたり食べやすく加工するサポートをします

【出店者一覧】
・農園若づる(多可町)山田錦の米粉 すぐ、おかいさん
・つむぎ菓子店(西脇市)嚥下食ケーキ
・トークゆうゆう(三田市)失語症作業所カフェ コーヒー販売
・つみきハウス(尼崎市)就労支援事業所 焼き菓子
・cotobaカフェ(伊丹市)甘酒
・Re:Lifeとよの場(大阪府豊能町)とよのサイダーとろみつき
・ノルキン部(三田市)たなかホームケアクリニック コーヒー販売
・石原輝紀さん、藤田恵輔さん、大竹翔子さん作品展示・雑貨販売

【イベント概要】

日時:令和年9月29日(日) 13:30~16:30

場所:市民健康開発センター ハーティ21(兵庫県尼崎市南塚口町4丁目4−8)場所はこちら

参加費:1,000円(誰でも参加可能)

定員:100名 満席のため受付は終了しました

※お申込みはこちらから

NPO法人摂食嚥下問題を考える会(川端)

タイトルとURLをコピーしました